酒袋のショルダーバッグ【オーダーメイド】

バタバタしていて、しばらく滞っていました。
また頑張ります!

酒袋のワイルドなショルダーバッグ

オーダーメイドにて、お作りしました。

数か月前から何度も打ち合わせを重ねての完成!

とても気に入っていただけて、私としてもとても嬉しかったです。

バッグの素材は、100年以上前の酒袋。

当時酒袋として使っていた時の、破れを補修した跡などをそのままデザインに落とし込み、
出来立てのバッグながらも、かなり歴史を感じるバッグになりました。

酒袋の雰囲気を生かすために、手縫いができる部分は手縫いしました。

口元と、ショルダーの付け根です。

太いロウ引き糸で、しっかり縫い付けました。

革ですと縫い穴をあけるのですが、生地は穴をあけると、織り糸が切れてしまうので

目打ちで折り目の間の隙間を広げて、手縫いしました。

酒袋という素材

日本酒を絞るために使われていた、柿渋染の麻袋です。

何度も使われるうちに破れることも多かったようで、あちこちに補修の跡があるのも面白い◎

100年以上前から使われていたものを使いました。

アイロンをかけると、ほんのり日本酒の香りがすることもあるんですよ。

独特の風合いと時代を感じられる、不思議な奥行きのある魅力があります。

今回のオーダーのチェックポイント

今回はあえて、つぎはぎのかつての直しがある部分を主役にしました。

肩当として、その部分を組み合わせてショルダーひもに通して。

もともと肩紐は太めの4cm。そこに肩当を付けて、よりガシッとした印象になりました。

肩当はわになっていて、移動式なので好きな部分に付けられますし

あえて、よく見えるところに持って行ってアクセントにしてもよさそう。

デザイン画

完全なオーダーメイドの際は、デザイン画でイメージを共有することが大切だと思っております。

せっかく作るお鞄なので、出来上がってから思っていたのと違う、となるわけにはいかないので、できるだけイメージを固めます。

今回は、直接お越しいただいて、実際に酒袋を触りながら、形やサイズなどを決めました!

ご依頼ありがとうございました

お似合いで、気に入っていただけて、本当に良かったです😊

オーダーメイドなどでお話お聞きしていると、自分一人だと思いつかないことがたくさんあってとても面白いですし勉強になります。

ご依頼ありがとうございました!

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