ローパスバチックとスピラン、どちらを買うか問題
ヌメ革を染めたい!
ヌメ革の染色をしはじめて、まだ1か月ほどなので、分からないところだらけなのですが
まずぶち当たったのが、どの染料を買えばいいのかということ。
染色液を買おうと思っても、田舎なので通販しかない!
その中で迷ったのが、SEIWAの革用染料の2つ。
- ローパスバチック
- スピラン
悩みながら買ったので、悩んだ理由と使い心地について残しておこうと思います。
ローパスバチックとスピランの違い
ローパスバチック
SEIWA | Leather Craft materials web store | レザークラフト材料ウェブストア : Roapas バチック|100ml (seiwa-net.jp)
- 全24色
- 水で薄められる
- 混色OK
- 酢酸で酸っぱいにおい
スピラン
SEIWA | Leather Craft materials web store | レザークラフト材料ウェブストア : Roapas スピラン|100ml (seiwa-net.jp)
- 全12色
- 専用アルコールで薄める
- 混色OK
- 日焼けの堅牢度が高い
どちらも色自体は大きな違いがないように思いました。(混色前提ですし・・・)
色を試せるのが一番ですが、調べてもわかりやすい染め見本が見当たらず。
日焼けの堅牢度をとるか、薄め方の好みをとるか・・・というところで選ぶことにしました。
ローパスバチック購入!決め手は染料の薄め方が簡単
1週間ほど悩みましたが、ローパスバチックを購入しました!
一番の決め手は、水で薄められること。
めんどくさがりの私は、専用のアルコールでないと薄められない!と思うと
面倒になって染める気がなくなるのでは・・・?という懸念があったので
扱いやすさを第一優先して、ローパスバチックを購入しました!
これが大成功だったなと思っています。
ローパスバチックの使い心地
初めてのヌメ革染色ですが、想像以上に使いやすいです!
- 水で薄められるので、薄い色も乗せやすい!
- 薄い色を作りやすいので、グラデーションもしやすい!
- 発色もよい~!
- 水彩画のような自然な雰囲気がでる!
パキッと「赤!」みたいに染まってしまうと、手染めの雰囲気も出ないし
ケミカルな色合いになるのも嫌だなと思っていました。
なので、水でいくらでも薄くできるこのローパスバチックは
水彩絵の具の感覚で使えて、想像以上に使いやすいです!
ちなみに自分用に作った染め見本はこんな感じ。
9色買いました。
この染料のポイントは、白がないこと。
いくら混色ができるとはいえ、薄い色は新たに作ることはできません。
その辺が色合いを作るときに難しいのかもしれませんね。
でもそれにしても、重ね塗りしてもべたべた感やのっぺり感もないし
筆も水で洗えて、簡単だから、また染めるぞ~^^ とやる気にもつながっています♪
まだまだ経験が少ないので、いろんな生きものモチーフを染めていきたいなと思っています!
もしこんな生きものがいればいいのにな。というアイディアがあればぜひお聞かせくださいね